前置胎盤とは?
「前置胎盤」とは、胎盤が子宮口を塞ぐような位置にある状態のことを言います。そもそも胎盤とは、臍帯を通して赤ちゃんに酸素や栄養を届け、要らなくなった二酸化炭素や老廃物を戻す重要な場所。正常ならば子宮愚痴から離れた子宮の上の方に位置しています。
前置胎盤が起こる原因ははっきりしていません。前置胎盤は予防や治す方法がなく、また出産も帝王切開となるケースがほとんどになります。流産や早産の危険が高くなるため、妊娠、出産、産後を通じて十分な注意が必要になります。
逆子とは?
通常、赤ちゃんはお母さんのお腹の中で、頭を下にした姿勢で過ごしています。これが頭が下になっていない状態のことを「逆子」と言うのです。実は逆子は珍しい訳ではなく、妊娠中期の検診で逆子と診断されるケースは3割から5割と言われています。
この頃はまだ赤ちゃん自身が小さく子宮内を動き回ることができるため、くるくる回ったり体の向きを変えたりするのです。その後成長するにつれて頭が重くなり、自然と頭が下になるケースがほとんどのなのです。
しかし、3~5パーセントの確率で、出産するときまで逆子のままであることがあります。逆子になってしまう原因ははっきりしていませんが、双子などで動けるスペースが少なく正しい位置になれない、羊水が多かったり少なかったりすることで赤ちゃんが自由に動けない、といったことが考えられています。
逆子であっても赤ちゃんの成長に影響がある訳ではありませんが、難産になりやすくリスクも高くなることから、ほとんどの場合帝王切開となります。
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