ビッグマム海賊団戦闘員ペコムズ
ペコムズがワンピースに初登場したのは魚人島。
「白ひげ」エドワード・ニューゲートの威光によって守られていた魚人島は、白ひげ亡き後ビッグマムの傘下に入ることで海賊たちの侵攻を防いでいました。そのために上納していたのが魚人島のお菓子工場で作られる大量のお菓子。
しかし、魚人の海賊ホーディ・ジョーンズが王位簒奪を目論んで暴れた際、お菓子工場も停止してしまいます。また残っていたお菓子はホーディを倒したお礼にとルフィたちに提供されていました。
そんな時に魚人島にやってきたのが、ビッグマムへ上納するお菓子を徴収に来たペコムズとタマゴ男爵。お菓子を差し出さなければ国が滅ぶと脅すペコムズでしたが、その場はルフィが財宝を差し出すことでおさまりました。
しかし、その財宝をよこせと島に潜んでいた海賊カリブーの襲撃をうけます。その時ペコムズは、亀の甲羅を発現させて攻撃を防ぎ、カリブーをワンパンで一蹴。
ペコムズは強い防御力を持つ「カメカメの実」の能力者だったのです。
義侠心に篤いミンク族
魚人島以降ペコムズが姿を見せたのは、巨大な象の上に都市を乗せる「ゾウ」でした。
四皇を倒すためにトラファルガー・ローと同盟を結んだ麦わら海賊団は、王下七武海の一人ドンキホーテ・ドフラミンゴが支配するドレスローザで、ルフィたちドレスローザに残るチームと、ローが指示した次の目的地ゾウへ向かうチームに分かれました。
ゾウの上に住んでいたのは、動物の姿をしたいわば獣人のミンク族。
ゾウへ向かう先行チームが到着したのは、ミンク族が四皇の一人カイドウの配下ジャックに襲われ、悪の科学者シーザーの毒ガス兵器で壊滅した翌日。先行チームにいた麦わら海賊団の船医チョッパーはけが人の手当をし、サンジは拉致していたシーザーを脅して毒ガスを中和させてミンク族を救います。
そこへシーザー奪還のため麦わら海賊団を追っていたペコムズもやってきます。
実はペコムズも、ゾウ出身のミンク族でした。ゾウの惨状を見たペコムズは、犠牲を最低限に抑えたのが麦わら海賊団だったと聞かされ、涙を流して感謝し、麦わら海賊団を見逃そうとします。
ペコムズは初登場の凶悪さに反し、義侠心に篤い男でした。しかし、一緒に来ていたギャングのベッジに撃たれて大怪我をしてしまうのでした。
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