くだらないといった背景にある憎悪
ユグドラシルをやっていた時のプレイヤーは高校生や大学生だったため、社会人になると実生活のほうが大事になり次々と引退していきます。そして残りが3人ほどになってアインズのプレイヤーも引退しようと決心しログインをしたところで、突然意識を失いゲームの中に入り込んでしまいます。
なぜ自分がゲームの中に入ってしまったのかわからず途方に暮れますが、もし何らかの異常があれば運営を通して同じチームのメンバーが助けてくれるのではないかと淡い期待を抱いたわけです。そこで引退したメンバーが助けに来てくれた時に、自分だとわかってもらう手段として合言葉だったアインズという名と地下迷宮にナザリックと名付けます。
くだらないといったのは、ほかのメンバーは主人が名付けただけという意味合いしか捉えていませんが、アルベドは言葉の意味を正確に理解していたからです。アルベド自身も最初は自我を持っておらず、引退者が続出する中で主人のタブラが引退する際にメンバーに処遇をどうするか聞いていたことが判明しています。この時には何を言っているのか分かっていませんでしたが、突然主人が居なくなったことで意味を理解します。
そしてアインズが戻ってきたときに、偶発的に自我を持ってしまったことで捨てられたことを認識したわけです。自我を持つことで王国を建築した意味も理解しているので、どうせ帰る手段がわかったらいなくなることを理解していたので「くだらない」といったのが真相になります。
反旗を起こす可能性は十分にある
実はもう一人自我を持っているのではないかと噂されているのが、ナザリックの参謀のヤルダバオトことデミウルゴスです。
もしかつての主人が何食わぬ顔で戻ってきたときには、アルベドはデミウルゴスと組んで反旗を起こす可能性があると推察できます。
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