異色のSFファンタジー「辺境の老騎士」
「辺境の老騎士」は、支援BISが「小説家になろう」サイトで発表していた小説が原作です。KADOKAWAから書籍化され、全5巻で完結しました。
その後、講談社から菊石森生の作画でコミカライズされています。2017年に1巻が発売され、2021年までに7巻が発行されています。
「辺境の老騎士」の主人公バルドは老いた騎士です。最強の騎士として名高く、たくさんの人たちから尊敬される存在です。しかし。かつて密かに慕っていたアイドラの元を離れ、老身を理由に旅立ちます。
決して順風な旅ではなく、政治的な問題に巻き込まれて何度も危険な目に遭います。バルドの強くて優しいヒーロー像は、たくさんのファンを魅了しています。
旅の途中、バルドはアイドラが亡くなったことを知ったり、愛馬を失ったりします。切なく悲しいシーンが多いのですが、老魔女や少年との楽しい出会いなどもあります。
また、本作品では、バルドが食事をするシーンも大人気です。肉や魚、珍しい果物や野菜などをバルドは自ら料理をします。一人で食事をするシーンでも、みじめに感じることはありません。バルドは、とてもおいしそうに食べているからです。
「辺境の老騎士」は、食事のシーンに注目するファンが多い異色のSFファンタジーです。
「辺境の老騎士」の評判について
「辺境の老騎士」は、支援BISの小説とともに、コミカライズされた作品も大人気です。
作画を手がけた菊石森生は画力が高く、ファンから高評価を得ています。デッサンがしっかりしているために、キャラクターに安定感があります。
男性も女性も、好感度が高いキャラクター造形です。また、アクションシーンは迫力があり、読みごたえがあります。
小説は完結しましたが、漫画はまだ途中です。次巻の発行が予定されており、続きを楽しみに待っているファンは大勢います。漫画が打ち切りになる可能性はありません。
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