腐海による世界浄化
風の谷のナウシカの漫画では、世界の真相にも触れられています。物語で人々を追い詰めている腐海は、元々世界を浄化するためのシステムだったということも明かされます。
過去に起こった戦争によって世界が人の住めない状態になったので、長い期間をかけて住める状態にするために作られたのが、腐海でした。
人間を破滅に導く選択をした
原作漫画でのナウシカは、自身が生きるか死ぬかよりも大きな、人間が生き続けるか、緩やかな破滅を辿るかの選択をすることになります。腐海を作った人間たちの計画は、世界が浄化された後、ナウシカ達生きている人間を排除し、新しい人間を生み出すというものでした。
ナウシカ達は、浄化されたきれいな世界では生きられないように作られていました。しかし、ありのままの命を重視するナウシカは、その計画を破壊します。
その結果、長い時間をかけて世界の浄化が完了したら、人間が滅びることとなりました。
映画と漫画ではほとんど異なる物語
風の谷のナウシカの映画は、原作漫画の一部しか描かれていません。そのため、映画と漫画ではスポットが当てられている部分が大きく異なり、結末も違います。
したがって、ほとんど別の作品と考えても良いかもしれません。
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