主に男性キャラの声を担当する女性声優
斎賀みつき氏は、埼玉県出身で1973年6月12日生まれの女性声優ですが、一部の声優ファンからは、イケメン声優と呼ばれています。
一般的な女性よりも、男性の声質に近い低音を発する性質上、女性声優でありながら、女性よりも男性に属するキャラクターの声を担当する機会が多いからです。
また、女性声優の場合は、少年と位置づけられているキャラを演じるケースは多々ありますが、斎賀氏の場合は、ほとんどの作品において、少年系キャラを演じています。
加えて、一部の青年系の男子キャラを担当するケースもありますが、他の女性声優と比較して、そういったキャラクターを演じる割合が高いという点では、かなり珍しいケースと言えます。
主な主演作品
1998年に初主演した時の作品としては、女性役としての出演が多く、2019年まで出演していた「名探偵コナン」の看護婦等の女性を演じていました。
しかし、1999年の「ゾイド」や「小さな巨人ミクロマン」では、主役の男性キャラクターの声を演じるようになりました。以降の作品でも、女性よりも男性に属するキャラクターを担当する機会が増えていきます。
代表的な作品としては、2007年「天元突破グレンラガン」のロシウ・アダイや、2010年「海月姫」の鯉淵蔵之介の他、2011年「イナズマイレブンGO」の神童拓人等が該当します。
女性声優ながら、いわゆるイケメン男性に該当するキャラクターを演じている点も大きな特徴で、2002年の「王ドロボウJING」では、クールな怪盗キャラのジンを演じていました。
また、2003年の「PEACEMAKER鐵」では、中性的な性格かつ美少年の沖田総司というキャタクターを演じきっており、男性声優ファンの女性たちからも、高い人気を得ています。
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