賛否両論になった理由
数多くの賞を得た未来のミライですが、視聴者の間ではプラスだけでなくマイナスの印象を持つ人が少なからずいます。なぜマイナスの印象を持ってしまったのか、それは作品の内容ではなくキャストに問題があると指摘する人です。
この作品には、これから部隊やドラマで活躍が期待される若手俳優や名を日本にとどろかせている有名俳優で固められています。
そして主役のくんちゃんには、当時は無名だが実力派女優としての才覚があると注目されている上白石萌歌が担当しています。上白石萌歌が初のアニメーションの仕事だったこともあり、現場ではNGを出しながら楽しくやれたと公表しています。
しかし視聴者にとっては、まだ無名の女優の演技力が伴っていないこともありくんちゃんのセリフの多くが下手と感じるほどの出来具合といわれる結果になったわけです。
さらに上白石萌歌だけでなく、周りは本格的な活動をしている声優は少なくほとんどがゲストです。そのため顔を知っている人の声だったために、登場キャラクターと声のバランスが悪いことがマイナスイメージにつながった理由になります。
温かい目で見ることも重要
声優の立ち位置が変わってきた段階でもあったため、アニメ映画にゲストはもうださなくてもよいという声があったことが評価が割れた理由です。ただ若手俳優の出演を切るのは早計であり、アニメ映画をもとに出世した人も多いので温かく見守ることも重要といえます。
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