映画自体の人気が衰退
Vシネマ版「難波金融伝・ミナミの帝王」が打ち切りとなった背景には映画自体の人気衰退がありました。
もともと作品数も1992年から2007年の16年間で60作品制作という大変な数だったので、視聴者側としてはマンネリ化を否めませんでした。
さらにレンタルビデオ店の規模縮小でVシネマ自体の衰退もあり、「難波金融伝・ミナミの帝王」打ち切りへの拍車をかけられたようです。
闇金の規制が関係していた!
ミナミの帝王は、主人公萬田銀次郎が高利貸し萬田金融を営む、言わずと知れた闇金界のストーリーです。
2000年代に入り、社会情勢の変化により闇金や暴力団に対する規制は強化されていきました。
題名にも「トイチ」というワードが入っていることや暴力団による射殺の描写があることから、作品はこのような社会的背景の影響を大きく受けました。
規制による制圧やそれらからくる視聴者数の変化もあり打ち切りへの道をたどることとなりました。
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