日本転覆を図る元維新志士
志々雄真実は京都を拠点とする剣豪で、元々は剣心と同じ維新志士として暗躍していました。そして、志士として用済みになり、なおかつ思想が危険視されたため、仲間から奇襲を受けることとなります。
その結果、全身に大火傷を負い、包帯を巻かなければ生きていられない状態となります。身体にあった発汗機能は火傷によってほとんどが失われ、普通の人よりも高い体温でいることが特徴です。
そんな志々雄真実は、奇襲されたことへの復讐は行わず、ただ日本の征服を考えます。十本刀と呼ばれる直属の部下を揃え、さらに財産を叩いて煉獄という軍艦を購入します。
けれど、その目論見は剣心達によって阻まれ、最終的に志々雄は自ら炎に飲まれることとなります。
炎を操る剣術が特徴
志々雄真実は、不殺を貫く主人公の剣心とは対称的に、容赦なく人の命を奪うキャラクターとして描かれています。そして、炎を伴う剣術を駆使します。
使用する刀は無限刃といって、のこぎりのような小さな歯が付いています。その歯にはそれまで斬ってきた人の脂が染み込んでいて、抜刀する際の鞘との摩擦によって発火します。
また、その他にも手甲の中にある火薬を爆発させて、相手にのみダメージを与える戦術も使用します。
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