18話、自己相似のアンドロギュノスより
アニメ第18話「自己相似のアンドロギュノス」よりこのセリフを抜粋しました。未来を変えてしまった原因でもある漆原るかが送ったDメールを取り消すために「るか」の母親のポケベル番号が必要になります。
「るか」本人に問いただす際、岡部倫太郎は「Dメールを送る前のお前は男だった」と事実を説明します。しかし、「るか」には以前の世界線の記憶がなくショックで泣いてしまう結果となりました。
岡部倫太郎は落ち込みながらもラボに戻り、ソファで俯きながら座っていました。そこで牧瀬クリスが放ったのがこのセリフです。
「どうしたの?焼きそばの湯切りに失敗して麺を全部流し台にぶちまけたような顔をして」
非常に細かい例えのセリフです。
そんな感想を持ってしまうほど元気のない岡部倫太郎への牧瀬クリスなりの冗談と気遣いと捉えられます。天才ならではといった名言です。
22話、存在了解のメルトより
アニメ第22話「存在了解のメルト」よりこのセリフを抜粋しました。岡部倫太郎と牧瀬クリスのキスシーン中にナレーションのようにサラッと出てきたこちらのセリフですが、非常に中身の濃い名言となっています。
「時間は人の意識によって、長くなったり短くなったりする。相対性理論ってとてもロマンチックで、とても切ないものだね。」
相対性理論に例えてくるあたり、天才っぽさが強調されているセリフとなっています。
一見難しく感じるこちらのセリフですが、分かりやすく例えると、上司や先生からの興味のないお説教のような話を聞かされる1時間と、気になる異性との楽しいデートやハマっているゲームに集中している時の1時間は同じ1時間なのに全然進み方が違うと感じるよねということです。
ずっと続いてほしい時間こそ残酷にも早く過ぎ去ってしまうといった切なさが詰まった名言です。
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