女装をした背景には油断をさせるためと身元をわからせなくするため
なぜ単行本12巻114話で女装姿にしたのかを考察すると、その理由としては油断をさせるためと身元をわからせなくするためです。まず油断をさせるためというのは、国際テロ組織のトップと戦いにおいてこの段階では能力の詳細が不明です。
そのためいきなり襲い掛かったところで勝てる見込みはゼロのため、そこで相手の懐に飛び込むために油断させる必要があります。
その油断させる方法として、最初は気に食わない言葉だったが自分が周りから女性のように可憐と言われていることを思い出して利用することを思いついたというのが一つ目です。
身元をわからせなくするためというのは、実は幻影旅団から短い金髪の男に対して要注意人物として扱われていることが判明しているからです。ゴンとキルアと別れてから、幻影旅団が念能力を使うことを知っていたため独自に念のことを調べて過酷な修行を経て体得します。
その体得した念能力を使って、幻影旅団のことを調べていくうちに組織にいる人物がいる拠点を発見します。そしてクラピカは体得した念能力をつかって、その拠点を強襲し組織の一人を殺すことに成功したわけです。
その情報はすぐに幻影旅団に伝わったことで、金髪の赤い眼をした男は要注意としてマークされます。クラピカの赤い眼は特注のコンタクトで隠すことができるとはいえ、短い金髪までは隠すことはできないです。そこで身元を隠すために、女装姿とロングのかつらをかぶったというのが女装の真相です。
女装の甲斐あってクロロを捕まえることに成功する
クラピカは女装をするだけでなく念能力を使って声を女性に近い状態にすることにより、限りなく女性になりきることでクロロを油断させることに成功します。
その甲斐あってクロロの拿捕に成功したときに、その見た目と声からクロロから女性と勘違いするまでに至ったわけです。
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