ドラマ「ビューティフルライフ」の基本情報
まずはじめに、2000年当時のテレビの事がわからない若い世代向けに、伝説の大ヒットドラマ「ビューティフルライフ(Beautiful Life)」の事をご紹介します。
TBS系列局にて2000年の1月から3月にかけて放送された連続ドラマで、当時一世を風靡していたSMAPの木村拓哉さん、そして当時27歳の常盤貴子さんが主演でした。第一話の視聴率が30%を超えた事で一躍話題となり、最終回に関しては視聴率が40%を超えたという記録をもちます。
ヒットの理由は、まず当時の木村拓哉さんの人気が絶頂期にあった事が第一に挙げられますが、他にも好調率を獲得した要因と言える点が存在します。
このドラマは当時の世相を取り入れたドラマという側面があり、カリスマ美容師ブームが巻き起こっていた中で主人公の職業を美容師に設定した事がまず勝因と言われます。
また、常盤貴子さん演じるもう一人の主人公を車椅子利用者という設定で登場させたのは、前年の1999年に時の人となった乙武洋匡さんの影響があるとも予測されています。
悲しい展開の最終話は日本中の視聴者を泣かせましたが、劇中で流れるB’zの「今夜月の見える丘に」の切ないメロディーがうまくドラマを盛り上げてきた事でも知られます。
劇中でキムタクはヤマハのTWを乗っていた
特に若い世代における視聴率が高かったと言われますが、そのドラマの劇中で木村拓哉さん演じる主人公の美容師・沖島柊二はヤマハのバイク・TWを乗っていました。
1987年に生産がスタートしたTWは既に人気を博していましたが、当時のキムタクの着ているもの・使用しているものは全てがヒットに結び付く状況の中、ドラマを通じてさらに人気が上がったところがあります。
排気量200CCの「TW200」シリーズを経て、2002年には225CCの「TW225」へと進化し、ますます注目度が増します。
しかし、2006年にバイクの路上駐輪に対する規制が強まった事が勢いに水を差し、ヤマハ社も時代を先読みして2007年には生産を終了してしまいました。
ピックアップ