「史上最強の弟子ケンイチ」の打ち切りの事実の考察と最終話ネタバレ

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編集長からの要望による打ち切り

「史上最強の弟子ケンイチ」が編集部の意向による打ち切りであることがわかったのは、次作「トキワ来たれり!!」のインタビューでのことでした。

このインタビューで作者の松江名さんは、当時の週刊少年サンデーの編集長から打ち切りの要望があったことを明かしていて、最終的には編集長と松江名さんの話し合いにより、連載が終了することになりました。

松江名さんにとっては寝耳に水の話であったため、本来ならば2年間程度かけなければ終了できないストーリーの展開を、限られた時間でまとめなければいけなかった苦労も告白しています。

そのために、最終話でも物語の中に登場した伏線が全て回収できないままになっています。

最終話のネタバレ

「史上最強の弟子ケンイチ」のクライマックスでは、主人公白浜兼一やその仲間たちと、武器組という強力な敵対組織との対決が描かれています。

複数対複数の乱戦がこのクライマックスシーンの特徴になっていて、最終的には兼一とその仲間が、武器組に勝利して世界に平和が取り戻されます。

その後、武道家を引退して作家になったらしい兼一の書斎の机の上に、ヒロインの風林寺美羽らしい女性と結婚したときの写真が飾られているというのが、この物語の最終話のネタバレです。

打ち切り後もファンに人気の作品

週刊少年サンデーに連載されていた「史上最強の弟子ケンイチ」は、10年以上の長い期間連載されていた作品にもかかわらず、編集長の意向によって2014年の9月に打ち切りになりました。

コミックスは61巻まで発行されていて、現在でもファンに人気のある作品なので、興味のある方は一度読んでみてはいかがでしょうか。