「史上最強の弟子ケンイチ」の打ち切りの事実の考察と最終話ネタバレ

漫画・小説

10年以上週刊少年サンデーに連載されていた作品の打ち切り

「史上最強の弟子ケンイチ」はかつて週刊少年サンデーに掲載されていた格闘技漫画です。

2002年20号から2014年42号まで、10年以上の長期間にわたって連載をしていました。話数は全583話で、単行本は全部で61巻まで発行されています。

2006年の10月にはアニメ化もされていて、2007年の9月まで放映されていました。

テレビアニメの続編にあたるOVAも制作されていて、2012年から連載が打ち切られた2014年まで発表されていました。

このように、長期間にわたってさまざまなメディアで人気のある作品であったために、2014年に連載が打ち切られたときには、ファンの間に大きな反響がありました。

打ち切りまでの顛末

「史上最強の弟子ケンイチ」の打ち切りが噂されるようになったのは実際に連載が終了した2014年の、1年前ごろからです。

この時期に作者の松江名俊さんが、コミックスで「ここからが漫画家の手腕が問われる」という発言をしたことから、物語が終わりに近づいていることを読者が意識しはじめました。

それから1年後の2014年には物語がクライマックスの展開に突入していきますが、ファンの間ではこれが作者の希望による連載の終了なのか、編集部の希望による打ち切りなのかわからないままでした。

結局連載は2014年9月発売のサンデーで終了したのですが、その後作者の松江名さんは同じ年の11月から早くも「トキワ来たれり!!」という新しい連載を、同誌で開始しました。

この作品は、「史上最強の弟子ケンイチ」のように長期連載作品にならず、2017年に終了しました。