ナレーション担当の立木文彦ってどんな人?
アニメ「カイジ」シリーズのナレーションを担当しているのは「立木文彦」さんです。所属事務所は業界最大手の1つ「大沢事務所」、声優デビューが1983年という長い活動歴を持つベテラン声優です。
数々の名作アニメ・映画に出演している立木さんですが、近年は声優よりも「ナレーター」としての活動の方が有名になりつつあります。総合格闘技「PRIDE」や日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」でもナレーターを担当しているので立木さんの声を一度は聞いた事があるという人は多いのではないでしょうか?
また、立木さんは、人気漫画銀魂の「長谷川泰三(マダオ)」役の声優としても有名ですが、2018年に公開された実写映画「銀魂2」に、俳優として出演した事で原作ファンを驚かせたというエピソードもあります。
「桃源郷を彷徨うが如くの圧倒的至福っ…!」
カイジのアニメシリーズのナレーションで最も名言に挙げる人が多いのが「桃源郷を彷徨うが如くの圧倒的至福っ…!」ではないでしょうか?
逆境無頼カイジ破戒録篇のパチンコ「沼」編に登場したナレーションで、地下労働施設から開放されるシーンで流れています。因みに、このナレーションには「開放!地下も狂喜乱舞 咆哮歓喜感涙嗚咽感動感謝圧倒的感謝」といった続きが存在します。
地獄のような地下労働から開放される喜びを表現した様々な言葉が詰め込まれています。この日本語には見えない漢字の羅列をいつもの勢いで噛む事なく言い切った立木さんの声優・ナレーターとしての技術力の高さは必見です。
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