衝撃的な爆死
瀕死の状態となったしげちーは、力を振り絞って、仗助と億泰に吉良吉影が大量殺人犯だということを伝えようとします。けれど、仗助と億泰がいる教室のドアはすでに、吉良によって爆弾に変えられていました。そのため、しげちーは跡形もなく爆死してしまいます。
そのしげちーの爆死シーンは、原作漫画でも十分衝撃的なものですが、アニメだと体が膨らんだり粉々になったりする細かな描写があるため、凄惨さが上がっています。
また、しげちーが必死になって仗助と億泰に会おうとしたのは、大事な両親を吉良の手から守るためでした。元々のがめつい性格や自分本位のためではなく、ただ人を助けようとする姿は、ジョジョの主人公たちにある黄金の精神の表れです。それでいて、無惨な最後を迎えてしまうので、4部の中でも印象深いシーンです。
しげちーの死が吉良吉影を追い詰めるきっかけになる
しげちーは誰の目にも留まることなく、一瞬で殺害されてしまいます。ただ、スタンドのハーヴェストが仗助と億泰の目の前で消滅したことで、死亡してしまったことは伝わりました。
そうして、4部の舞台である杜王町にいるスタンド使い全員に、殺人犯がいるということを知らしめ、シゲチーの死は吉良との対決の皮切りとなりました。
また、ハーヴェストは吉良吉影のスーツのボタンを奪っていて、それが吉良を追い詰めるきっかけとなります。
憎めないキャラクターの衝撃的な死亡シーン
しげちーは、ジョジョ4部の最後の敵である吉良吉影の存在を、仗助たちに伝える重要な役割を担っています。そして、憎めないキャラクター性と、両親を思う姿によって評価が高かったため、しげちーが死亡した際に衝撃を受けた読者や視聴者も大勢います。
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