画家に転向したジミー大西
ところが、上岡龍太郎から描画を勧められ、その気になったジミー大西は、岡本太郎から絵を認められたこともあって、画家への転身を図ります。
子供の夢を描くようなメルヘンチックな画が一部のファンにうけて、個展を開くと1枚200万円の値がつくこともありました。巨大石油タンカーに描くイラストを子どもたちとデザインし、見事に実現した実績もあります。絵を売る収入だけで年収1億円を超えた時期もあったと言われています。
画家になった後も、その天然ぶりは変わらず、ジミー大西特集番組でインタビュアーから「一番楽しいのはどんな時?」と聞かれ、「夏場に冷房の効いた部屋で昼寝すること」と、絵とは全く関係ない返答をしたのでした。
ジミー大西が画家をやめた理由
画家に専念していたジミー大西ですが、ある時ふと街で吉野家の求人広告を目にして愕然とします。ジミー大西は「画家の仕事なんて、時給で比べたら吉野家より低い」と気付いてしまったのです。
これを契機として、ジミー大西は画家を辞め、芸能界に復帰しました。現在でも細々と絵をネットオークションで販売していますが、その収入はかつてほど多くなく、芸能活動と併せても年収で600万円程度だろうと推測されています。
現在も、明石家さんまとは交流があり、財布が寂しい時は昔のようにおごってもらっているでしょう。
天然ゆえに誰からも可愛がられるジミー大西
不器用で社交的とは言えないキャラのジミー大西ですが、無邪気で天然ゆえに大物芸能人に可愛がられることが多く、ある意味世渡り上手とも言えます。
往年ほど高収入ではないにしても、これからも様々な人たちに支えられて逞しく生きていくでしょう。
ピックアップ