アニメ版の最終回あらすじ
アニメのじゃりン子チエの第1期の最終回のタイトルは「最終回とはいうものの…」でした。
チエの愛猫の小鉄と、釜虎の決闘が中心に描かれ、後半はテツと応援団との大乱闘をヨシ江がやってきて見事にその場を治める形からのエンディング。タイトルそのままにいつものドタバタを描いた日常で物語は終わりました。
2期の最終回のタイトルは「アントニオは盗まれた」です。2期の最終回はお好み焼き屋の光三の大切な猫のはく製アントニオにまつわるエピソードで、こちらも第1期と変わらない大騒動からの大団円で最終回を終えました。
はるき悦巳先生の漫画版が終了していなかったこともあり、特に物語に大きな変化のない終わり方になりました。
漫画の最終回あらすじ
アニメでは登場人物たちのその後は特に描かれないまま終わりましたが、じゃりン子チエの原作漫画の最終回ではどうなったのでしょうか。
最終回はカルメラ兄弟の奥さんたちの出産を中心に話が進みました。出産日を賭けの対象にしてまた騒動を起こすテツ。いつものバタバタあっての、最後は無事に子供が生まれるという大団円で終わりました。
特に物語に決着がつくというよりは、いつも通りのじゃりン子チエの世界で物語は締めくくられました。はるき悦巳先生の意図が気になった方もいるのではないでしょうか。
じゃりン子チエらしく
最終回の漫画の見開きは登場人物が大集合の記念写真。はるき悦巳先生が「最終回を書くときの気持ちを想像してみることもありました」と言われていたことから、その後を読者の想像に委ねたのかもしれません。
小学5年生のチエをとりまく永遠の人情喜劇。アニメも漫画も、チエらしい終わり方といえば納得ですね。
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