掲載順が後ろであることから出た打ち切り説
磯部磯兵衛物語は、第1回が巻頭カラーで、それからしばらくはジャンプの前半に掲載されました。しかし、しばらくすると後半に掲載されることが多くなったため、打ち切り説が持ち上がりました。
ジャンプは人気がなくなって打ち切り候補になると、後ろの方に回される傾向があるからです。ただ、ギャグ漫画は人気の有無に関わらず、後半に掲載されることも多いです。
したがって、磯部磯兵衛物語が後半に掲載されたからといって人気がなくなったというわけでもなく、打ち切り候補だったかどうかも怪しいくらいです。
また、磯部磯兵衛物語が終わることは特に事前情報もなく急に発表されましたが、4年の連載の集大成として掲載された最終話は、センターカラーという好待遇でした。
打ち切り漫画だとわざわざカラーページを割くようなことはしないので、不人気ゆえの打ち切りではなく、きちんと終わらせることを決めた上での最終話と考えて問題ないでしょう。
ジャンプの中でも異質のギャグ漫画
週刊少年ジャンプでは数多くのギャグ漫画が連載していますが、磯部磯兵衛物語はその中でも特に異質です。
特殊な絵柄にシュールなギャグが組み合わさり、独特の世界観を生み出しています。その世界観にはまる人が多かったため、長期連載となりました。
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