荒れ地の魔女とハウルは恋仲だった
原作では敵だったハウルと荒れ地の魔女の関係ですが、ジブリ映画「ハウルの動く城」では微妙な関係が描かれています。荒れ地の魔女は、ハウルに対して好意を寄せるような姿を見せています。
この秘密は、ジブリ美術館で観ることができる「星を買った日」のなかで明かされています。若く美しかった荒れ地の魔女と、思春期のハウルはしばらく一緒に暮らしていたのです。はっきりとした描写があるわけではありませんが、この期間にハウルの童貞は荒れ地の魔女に奪われたようです。
荒れ地の魔女は、もしかするとずっとハウルのことが好きだったのかもしれませんね。そう考えると、ソフィーに呪いをかけたのも、必死に階段を登る姿もどこか愛らしく見えてきます。
荒れ地の魔女が愛される理由
「ハウルの動く城」には、様々なキャラクターが登場します。原作では敵として描かれている荒れ地の魔女がかわいいといわれているのは、その設定の違いです。
階段を登り体力を奪われた荒れ地の魔女が、普通の老婆となりソフィー達と暮らす姿は、とてもチャーミングに映ったようです。
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