漫画版「魔王様、リトライ!」が打ち切り?その理由は?

漫画・小説

「魔王様、リトライ!」とはどんな作品?

「魔王様、リトライ!」とは、2016年から小説投稿サイトで連載を開始したライトノベルで、2017年からモンスター文庫で書籍化されました。2018年にはMノベルスから新装版が刊行されています。

2021年4月の時点で、小説版7巻・漫画版5巻を発行しており、シリーズ累計発行部数を100万部突破した人気作品です。

主人公・大野晶は15年も運営したゲームを終了させる日に、ログインしていたキャラに話しかけて眠りにつきました。目覚めるとログインしていたキャラ、魔王・九内 伯斗に自分がなっていることに気づきます。

最強に等しいキャラになぜなっていたのか、なぜ管理者権限で様々な機能を使えるのかなど様々な疑問を抱きつつ、元の世界に戻るための手掛かりを探すことになりました。途中様々な人と出会って各地でトラブルを巻き起こしていく姿が、コミカルに描かれています。

「魔王様、リトライ!」は打ち切られたのか?

小説投稿サイトでは2016年10月10日から連載を開始し、12月31日で連載を修了しています。

打ち切りエンドと呼ばれる終わり方をしている為、がっかりした読者は多いです。

しかし作者がweb版の最終回のあとがきで、「web版は新装版との展開の違いや、メディアミックス展開の流れで削除することになっていたけれど、関係各所と話し合いの結果残しておくことになった」と明らかにしています。

書籍版では現在も執筆中である為、打ち切りではなく有料版に移籍といったほうが正しいです。

なお、モンスター文庫で書籍化されている分は3巻の途中、3人目の部下召喚からweb版と全く違います。それ以降の展開を読みたい場合は、Mノベルスで発行している新装版を読む必要があります。