スーツにインナーダウンはダサい?NGコーデとおすすめの着こなし方を解説

ファッション

インナーダウンのおすすめデザイン

一口にインナーダウンと言っても、どれも同じではなく、店頭に並ぶアイテムには違いもあります。どんなデザインであればおしゃれな着こなしができるのかをまずは解説していきます。

スーツスタイルとの相性が最も良いデザインは襟元がVネックになっているものです。Vネックは襟元がスッキリするためシャープな印象を与えてくれますし、小顔効果も期待できる優秀な存在です。また男性のスーツスタイルであればネクタイを締めることが普通かと思いますが、Vネックだとネクタイの結び目部分が隠れず着こなしのアクセントにもなってくれます。

Vネックに次いでスーツにマッチするのがクルーネック(丸首タイプ)でしょう。Vネックよりはややカジュアル感は増してしまいますが、スーツと合わせても違和感のない着こなしが可能です。インナーダウンをオンとオフの両方で兼用したいと考えているのであれば、クルーネックのほうが活躍の場は多いかもしれません。

ちなみに、Vネックとクルーネックのどちらを選ぶか迷うようであれば、襟元を織り込むことで両方に切り替えが可能なユニクロのインナーダウンを試してみるのも手です。

一方、スーツに合わせてはいけないデザインは、ハイネックやフード付きのタイプです。ハイネックは襟元を隠してしまうだけでなくインナーダウンの主張が強すぎますし、フードはカジュアルすぎるためビジネスシーンには適しません。

インナーダウンのおすすめカラー

どんなカラーを選ぶかも、インナーダウンでは大事です。ポイントは落ち着いた色を選ぶことです。ブラック、グレー、ネイビーなど、スーツの色としても定番のカラーを選ぶと失敗も少ないです。よりカッチリした着こなしをしたいなら、ジャケットとインナーダウンを同じ色味で合わせることで、スリーピーススーツのような統一感を出すもいいでしょう。

時にファッショにおいては、「差し色」はおしゃれな着こなしの要素にもなるため、敢えてレッドやグリーンなどの彩度の高い色のインナーダウンを取り入れようとする人もいるかもしれません。しかし、これはNGコーデになりがちであるため避けるべきです。

本来、スーツスタイルの差し色は、ネクタイや靴下などの小物でさりげなく演出するのがコツです。ジャケットの下に着るとは言え、インナーダウンだと、差し色と呼ぶには大きすぎる面積になるため、相手にちぐはぐな印象を与えるだけになってしまいます。