やる気が起きない寝てばかり主婦は鬱?掃除などの家事、行動できない専業主婦にも理由が

生活

主婦が鬱になりやすい理由とは

実は、女性の鬱病患者は男性の約2倍とも言われています。鬱になってしまうのは、女性のライフスタイルが大きく関係しています。

同じかそれ以上の成果を上げているにも関わらず、男性のほうが待遇が良かったり、キャリアを積むのに有利だったりなど、女性であることを理由に不当な扱いを受けることがあるでしょう。小さなストレスや我慢を繰り返すことで、鬱病を発症しやすくなってしまいます。

そして、女性の鬱病患者で一番多いのが、専業主婦の人です。社会から離れ大人同士の交流がないことによる孤独感、妻が一人で家事や育児を抱えてしまうなど。夫から「専業主婦なら家事をして当たり前」と、周りから頑張りを認められないのも、不満を抱える大きな要因になります。

子供が小さいと、母親は犠牲にしなくてはならないものもたくさんあります。コミュニケーション不和、ママ友とのトラブル、家事や育児の負担など、様々なストレス要因が絡み合い、専業主婦の人は鬱を発症しやすくなっているのです。

更年期と鬱の関係

更年期は女性なら誰しもが通る道で、家事のやる気が出ないならば更年期が原因ということも考えられます。

女性の卵巣機能は40歳を過ぎた頃から減少し、卵巣から分泌される女性ホルモンの分泌が減ります。エストロゲンとプロゲステロンの急激な減少によっておこる身体の不調が、更年期障害です。更年期は精神的・肉体的なダメージを受けやすく、鬱病を発症させやすくしてしまいます。

体調の変化や、症状が辛いと感じる時は、病院で治療を受けることも必要です。