菊池武夫が立ち上げたメンズビギの歴史
1970年にビジネスパートナーの大楠祐二や妻の稲葉賀恵と共に株式会社ビギを設立した菊池武夫は、その会社の会長兼デザイナーとして活動しはじめました。
もともとは婦人服系のメーカーであったものの1973年に「メンズ・ビギ」を立ち上げ、紳士服分野にも進出します。1975年には(株)メンズ・ビギが設立されて独立し、カリスマファッションデザイナー・菊池武夫指揮のもとでブランドは急成長していきました。
1978年にはフランスのパリに現地法人を設立し、パリでコレクション発表を行うほどの存在となります。
1980年代半ばのDCブランドブームとメンズビギ
メンズビギを世界的なデザイナーズブランドへと育て上げた菊池武夫は1984年に会社を離脱してワールド社に移籍し、「タケオキクチ」ブランドを創設します。
支柱を失ったメンズビギながらブランドは存続し、1985年前後の東京にてDCブランドブームが吹き荒れる中、メンズビギはその中心的ブランドの一つとしてさらなる人気を獲得しました。
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