グレムリンは怖い映画？かわいいギズモが出る映画の感想、評価、レビュー紹介

ギズモの人気の理由は外見だけではない！？

作中、ギズモにたまたまジュースがこぼれてしまい、苦しんだいるギズモの背中から気性の荒い5匹のモグワイが誕生するシーンがありました。

その新たなモグワイが夜中過ぎにエサを食べた結果、恐ろしい怪物になったのです。まだ夜中の12時前だと思ってエサを与えた飼い主でしたが、時計が壊されていたことが後に判明します。

他のモグワイがエサを食べている中、ギズモは飼い主からエサをすすめられても全く食べようとしませんでした。

ギズモはエサを食べてしまうと自分も恐ろしい生物に変身することが分かっていたため、あえて今のままの姿を選んだことがうかがえます。

レビューでギズモがかわいいという意見が多いのは、外見だけではなく、このようなギズモの性格も含めての評価でしょう。

街に出て大暴れする怪物と化したモグワイたち。人が殺されるシーンもあるので、苦手な人もいるでしょう。ただ、それ以上にインパクトが強かったのがギズモの活躍でした。

おもちゃの車に乗って怪物退治に奔走するギズモを見て心が躍った人も多いことでしょう。ギズモの大活躍もあって怪物はすべて消滅し、街には平和が戻ります。

ハラハラドキドキのシーンもあれば、笑顔になれるシーンもある映画だといえます。そうした笑顔を作ってくれる一番の理由は、かわいいギズモの存在でした。

グレムリンはたしかに怖いシーンもある映画です。しかし作品全体を評価すると、怖い要素も含んだファンタジー映画だといえます。

なんといっても、ギズモのかわいい印象がいつまでも心の残るのは最高のプレゼントだといえます。