glamb(グラム)はダサい?デザインの口コミと評判!

ファッション

glamb(グラム)とはどんなブランド?

日本国内において1990年代半ばから2000年代後半にかけて、ストリート系ファッションブランドは絶大な人気を誇っていました。

glamb(グラム)はストリートファッションブームの後期となる2000年代前半に誕生したメンズブランドになります。具体的には2003年にカナダ・バンクーバーのセレクトショップ「24」で取扱いがスタートしました。誕生した頃は海外展開中心でしたが、2004年から本格的に国内展開を開始させます。

公式的なブランドコンセプトは”Grunge for Luxury”で、デザイン的には誕生してから一貫してロックミュージックに関連した「グランジスタイル」を提案し続けてきました。

2005年秋には東京の原宿エリアに初の直営店「glamb Tokyo」をオープンさせ、首都圏のヘビーユーザーが一気に増えます。また、初期からZOZOTOWNに出店してネット通販にも積極的に取り組み、首都圏だけでなく全国各地の熱烈なファンもどんどん増えていきました。

ストリート系ファッションブームが衰退しても高い人気を維持

2000年代終盤にストリートファッションブームが一気に衰退し、関連するブランドやメディア・セレクトショップは大きな影響を受けるようになりました。

2010年代に入るとストリート系ファッションブームの中心にいたBAPE(A BATHING APE)の業績不振が大きく報道されはじめます。そしてストリート系のファッション誌は次々に休刊・廃刊の憂き目に遭ってきました。生き残ったガチガチのストリート系ファッション雑誌「Smart」や「STREET JACK」も、正反対のカジュアル寄りへとシフト変更を余儀なくされたほどです。

完全にストリート系ファッションブームは終焉し、いわゆる「オワコン」と化したものの、本物のブランドはその影響をものともしません。にわかファンの多かったBAPEは一部のライト層が減って人気は落ちたものの、中規模ながら熱烈な男性ファンを沢山抱えてきたglambは高い人気を維持し続けます。

次々にストリート系ブランドが閉鎖に追い込まれたり規模が縮小する中、業界内では改めてglamb(グラム)というブランドの偉大さにスポットライトが当たります。