打ち切り説の実際のところ
本当のラストは、マガジン増刊号「マガジンSPECIAL」に全2話の特別番外編が掲載されました。そこでは吉岡との対戦が描かれますが、肝心の勝敗は明かされませんでした。ここでもスッキリとしたまとめ方では無かったため、やはり打ち切り説は払拭できていません。
しかし第2部になったり番外編が掲載されたり、そこまで編集部から悪い扱いは受けていないように見えます。作家の市川マサさんはその後、いくつかの漫画を描いていますし、打ち切りというよりも次への挑戦もあって、完結になったのではとも考えられるでしょう。
当時の代表的なヤンキー漫画だった
ヤンキー感が薄れていた当時においてA-BOUT!はよく需要を満たしており、打ち切りではなかった可能性も高いです。
実は2021年に続編「A-BOUT! SURF」がサーフィンものとして復活しています。非常に斬新なジャンル転向ですが、これからの人気獲得に期待です。
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