【ゼファー】FX仕様はダサい？人気の外装・カスタムパーツを調査【バイク】

FX仕様がダサいとされる理由

カワサキのゼファーをFX仕様にカスタムすることについて、カスタムするくらいなら最初から買えばいいとコメントする人もいます。バイクに詳しくない人からすれば、実際に売られている物を自分で改良して作ることがダサいと感じるのかもしれません。

しかし、カワサキのFXは70年代後半に発売が開始されてから数年程度で生産終了となっています。新車はもちろんのこと、中古ですら見つけるのは難しいのが実情です。仮に現存しているバイクを見つけられたとしても、最終モデルから30年近く経過しているためパーツ類が劣化している可能性があります。

同じカワサキのゼファーもすでに生産は終了していますが、最終モデルは2008年なので保存状態の良いバイクを探すのは比較的容易です。好き好んでFX仕様にカスタムしているのではなく、そうせざるを得ない状況になっているということなのでこうした批判は見当違いと言えます。

FX仕様車がダサいと言われるもう一つの理由が、かつて日本に横行していた違法な改造で街を集団走行する暴走族と呼ばれるグループの存在です。

カワサキのバイクはデザイン性やカスタムのしやすさなどで多くの暴走族から好まれていたと言われています。これが世間にカワサキは族車というイメージを抱かれるようになった原因です。

FXもゼファー、Z2と並ぶ暴走族御用達の車種で、手を加えていないノーマルとして走っているのを見たことがないという人も少なくありません。バイクのカスタムは作り手の技術やセンスで大きく変わります。

しかし、FXは族車というイメージが強すぎため、どんなにカッコ良くカスタムしても印象が悪くなってしまうというのが実情です。