白石吉竹登場シーン！ゴールデンカムイ脱獄王と呼ばれる理由紹介！漫画イラストあり

特殊体質と豊富な脱獄道具

白石は、関節を簡単に脱臼させられる特異体質の持ち主です。そのため、普通の人が通ることができないような狭い隙間でも抜けられ、いくつもの脱獄を成功させています。

また、彼の胃の中には、脱獄の手助けになる道具が数多く隠されています。場前を撃って破壊するための弾丸や、防水の油紙にくるまれたカミソリの刃などです。それを馬の毛で歯と結びつけて、胃の中でぶら下げています。そうして、必要に応じて吐き出し様々な用途に使います。

白石が何度も脱獄を試みたのは、理想の女性であるシスターに出会うためです。同じ刑務所に入った囚人から、刑務所の協会で働く美しい女性だという似顔絵をもらい、本人に会いたいという気持ちから、刑務所を渡り歩くようになります。

行く先々で当然収監されてしまいますが、ご飯粒を型に詰めて鍵を作ったり、鍵を身体の中に入れたりするなど、ありとあらゆる手段を用いて脱獄を繰り返します。ハンガーストライキの振りをしてやせ細り、身体を格子に通せるように作り変えたことさえあります。

そうして、脱獄を繰り返していった結果、脱獄王と呼ばれるようになりました。

数多くの脱獄を繰り返した白石ですが、その技術はゴールデンカムイ本編でも活用されています。中には、白石がいなければ、杉元が命を落としていた可能性が高い場面もあります。

したがって、ふざけていながらも、仲間としては欠かせないキャラクターです。