アリスティアの過去は・・・?
主人公のアリスティアは侯爵家に生まれた侯爵令嬢。主神ビタの神託により生まれた時から次期皇后として厳しく育てられていたものの、突如異世界から現れた少女、美優が選ばれし子だったとわかり、アリスティアは皇妃に、皇后には美優が即位しました。
アリスティアは屈辱と悲しみに暮れながらも、美優の代わりに皇后としての責務をこなす毎日。それでも皇帝であるルブリスはアリスティアに冷たい言葉を投げつけるばかり。
ある時ルブリスはアリスティアと関係を持ち、アリスティアは懐妊しました。それでもアリスティアは冷遇され、無理がたたって流産してしまいます。あまりの悲しみにアリスティアは父、ケイルアンに相談をし、ケイルアンはなんとかすると約束しました。
しかし後日アリスティアの元にはケイルアンが美優を襲い、捕らえられたとの速報が。それを聞いてアリスティアは驚愕し、ルブリスに減刑を頼み込みます。それに対してルブリスは靴を舐めたら考えてやると言い、父親のために靴を舐めます。
しかし既に処刑したことを告げ、激昂したアリスティアは簪でルブリスを刺してしまい、その結果アリスティアは反逆罪で処刑されてしまうのです。
過去に戻り、奮闘する幼少期
処刑された筈のアリスティアですが、何故か9歳の頃に戻ってしまっています。これまでのことは夢なのか現実なのかわからなくなりながらも今できることをするために神殿に行き、主神ビタから神託を受けます。
その夢は現実だった出来事であり、手違いで異世界に生まれてしまった美優をこの世界に戻して思惑通りに事を進めようとした結果、多くの人々の運命を捻じ曲げてしまった、そのため時間を巻き戻した、というもの。
あまりの神の傲慢さに怒り、自分の運命は自分で切り開くと誓いました。そしてアリスティアはケイルアンに過去の出来事と過去を克服するためにモニーク侯爵家を継ぐことを告げ、ケイルアンは共に過去を回避することを誓いました。
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