虫かぶり姫ネタバレ感想!無料お試し可能な電子書籍漫画全巻全話ネタバレあり

漫画・小説

王道のヒロインファンタジー

「虫かぶり姫」は、小説配信サイト「小説家になろう」で由唯が書いていたライトノベルが原作です。その後、コミカライズが実現して、2019年に一迅社から単行本1巻が発行されました。

キャラクター原案は、原作の表紙を担当した椎名咲月です。作画を担当したのは、喜久田ゆいです。

2022年2月までに、単行本6巻が刊行されています。ここからはネタバレになります。注意してください。

本作品は、一国の王子と、その婚約者である姫が登場する王道のヒロインファンタジーです。

ヒロインのエリアーナは、本があまりにも好きなので「虫かぶり姫」と呼ばれていました。そんなエリアーナに、クリストファー王子は「婚約者になって欲しい」と求婚します。

なぜ自分が選ばれたのか、エリアーナは理解できません。実は、子どもの頃に、二人は本を通して出会っていたのです。けれど、婚約を快く思わない人たちのために、しばしば妨害が入ります。

そのたびに乗り越えて、二人は少しずつ絆を深めます。

「虫かぶり姫」が大ヒットした理由

「虫かぶり姫」は中世ヨーロッパをモデルにした作品なので、美麗で華やかな雰囲気が魅力です。ライトノベルも漫画も、表紙にエリアーナとクリストファーが描かれています。

繊細で美しい表紙は、ロマンティックな物語が好きな読者のハートをつかみました。また、漫画の作画は、ライトノベルのイメージを損ねることがなく、読者の満足度が高いです。

本作品の人気が高い理由は、原作の世界観を壊さないキャラクター造形に成功したことです。また、ヒロインのエリアーナは少し天然な読書好きです。

本作品の読者も、ヒロインと同じように本が好きな方が多いです。悪目立ちしようとせずに、地味で堅実なヒロインに、自分自身を重ねた読者もいました。

2022年にはアニメ化の予定があり、大勢の読者が待ち焦がれています。