耳をすませばその後が閲覧注意?続編の結末は?結婚後に登場?

映画

耳をすませばのその後はなぜ閲覧注意と言われている?

耳をすませばは主人公である女子中学生・月島雫と同じクラスの男子中学生・天沢聖司の恋模様を描いた物語です。

小説を書くことが趣味の雫は図書館で借りた本の貸出カードに書かれた天沢聖司という名前の響きから、素敵な男子を思い浮かべ淡い憧れを抱きます。

しかし判明した天沢聖司は同じクラスの少し意地悪な男子。期待を裏切られがっかりする雫でしたが、その後聖司の祖父が営む古道具屋を訪れたことをきっかけに聖司と交流を持つようになり、2人は少しずつ距離を縮めていきます。

途中聖司はヴァイオリン職人になるという夢のため数ヶ月のイタリア留学へ。その間に雫は自分の力を注ぎ物語を1つ書き上げます。作品を作ることで自分を向き合えた雫。

留学から帰ってきた聖司は早朝に雫を連れ出し、夜明けを迎える高台で雫にプロポーズ。快諾した雫を聖司が抱きしめ「大好きだ!」と叫ぶところで物語は終わります。

中学生らしい爽やかでハートフルな恋物語ですよね。

しかもラストシーンで2人は結婚の約束までしています。なぜこのハッピーエンドの後が閲覧注意なのか、それは「2人がこのまま結婚に辿り着くのは難しいのではないか」という視聴者たちの考察が原因であるようです。

将来の結婚の約束をしたとしても2人はまだ中学生。実際に結婚できる状況になるまではまだ何年もあります。しかも、聖司は夢を叶えるためさらに長い期間イタリアへ留学する可能性が高いでしょう。

また、聖司も雫も2人ともどちらかと言うとモテるタイプ。もし2人が遠距離恋愛になったら、別れという結末を迎えるのではという考察がなされました。

このように、本編のハッピーエンドとは全く真逆の悲しいその後が想像されたことで、「閲覧注意」と言われているようです。

耳をすませばの続編の結末は?

耳をすませばにははっきりとした続編は存在しません。しかし、耳をすませばの7年後に公開されたジブリ映画「猫の恩返し」が、雫が後に書いた作品という位置づけなのではないかと言われています。

そして、猫の恩返しに関する噂として「ラストシーンで聖司と雫と思しき2人が仲良く寄り添っていた」というものもあります。

これが本当だとしたら、聖司と雫は時を経ても2人で幸せに過ごしているということになりますね。