古代兵器ブリオンの正体は?ハンターハンター五大厄災の正体、暗黒大陸の関係は?

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古代兵器ブリオンとはどのような兵器なのか?

作中で「植物兵器」と言及されていることから、「ブリオン」という植物の品種名なのだと考えられます。しかし兵器扱いされているため、自然発生した植物ではなく人工的に造られた植物である可能性も考えられるでしょう。

ブリオンは人間の胴体の上に球体が乗っかった姿で紹介されたので、人間(つまり動物)というイメージを持つ読者も多いです。しかしブリオン登場シーンの少し前のコマに、腹部が食い破られた胴体のみの人体が映り込んでいます。

これこそが、研究所が保管するブリオンの残骸なのです。まるで寄生されて亡くなったような姿なので、ブリオンの正体は人間に寄生し、「兵器として操ってしまう危険植物」なのではないかと見られます。

古代兵器ブリオンのモチーフはマリモ?

「ブリオンのモチーフはマリモではないか?」という声が2018年以降増えています。

ジャンプ創刊50年を迎えた2018年、記念として多くの人気作と共にハンターハンターのLINEスタンプが発売されました。そこにはカラー版ブリオンのスタンプも含まれており、球体部分は「緑色」だったのです。

原作は白黒ですしアニメ未登場だったので、初めて色が明かされた瞬間でした。見た目は明らかにマリモなのですが、これには何か意図があるのでしょうか?

マリモの生体を調べると、湖などに生息する「糸状の緑藻」とあります。マリモは球体のイメージが強いですが、実は「糸状体マリモ」が本来の姿なのです。

北海道阿寒湖などのマリモは互いに寄生しあい(共生して)球体を作ります。例えばですが、人間に寄生するものとしては糸状の寄生虫が代表的ですね。

「アニサキス」などは人間の胃を食い破ろうとします。糸状のブリオンが体内で増殖し、やがて脳を操るために頭部に集まり、マリモのような球体を作るのかもしれません。

マリモがモチーフというのは、少なからずあるのだと考えられます。