退職願の書き方
退職届の作成の仕方は、手書きで書く方法とWordなどで作成する方法があります。手書きで書く場合は、白の便箋(B5が一般的。A4でも良い)に黒のボールペン又は万年筆で記入します。Wordなどで作成する場合は、テンプレートを使うのも便利です。
退職願の退職理由は、自己都合退職の場合は、「一身上の都合」と書きます。会社都合の場合は、退職の理由を具体的に書きましょう。
退職の日付は、退職願は希望する日付を書きます。退職届は決定した日付を記入します。
退職願の日付は、まだ、具体的に退職日が決まらない場合などは、空欄のまま出そうかと迷う方がいるかもしれません。空欄で出すこと自体は可能ですが、その場合、会社に退職日を決定してもらいたいという意思表示のように受け止められてしまうかもしれません。
円満に退職する場合は、希望日に退職することが出来ますが、会社が退職日を引き伸ばすなどのトラブルに発展する可能性があります。退職願に記入した希望日を、後から変更することは可能なので、退職願の希望日は記入するようにしましょう。
退職を願い出ることを記入し、退職願を届け出る日付を記入します。
自分の所属部署、名前と宛名には、最高執行責任者の役職と名前を書きます。そして、折りたたんで白い封筒に入れます。封筒の表には退職願と書き、裏に自分の部署と名前を記入して封をします。
有給消化で損しない退職願の書き方
円満に有給消化をするためには、なるべく早く退職の意思を伝えることで、人員補充や引き継ぎをスムーズに進ませることが大切です。
まず、事前に自分の有給があとどれくらい残っているかを確認しましょう。そして、有給を消化しながら引き継ぎも出来るくらいのスケジュールを上司と相談しながら退職日を決めましょう。
退職願を書く前に有給消化のことも決めることが出来ると、円満に有給を取ることが出来ます。
円満に退職できそうもない場合の書き方は、有給休暇申請書と退職願又は退職届を同時に提出するという方法もあります。
立つ鳥跡を濁さずの精神で
お世話になった職場を辞めるとき、円満に退職できたかどうかは、その後の人生にも影響します。
退職の意志が固まったら、出来るだけ早く会社に伝え、円満退職を目指しましょう。
無理なようなら、退職日や有給消化などをきちんと交渉し、労働者の権利を行使しましょう。
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