退職願を日付なしで書くとどうなるの？有給消化が可能になる書き方とは？

最初にするべきことは、会社の就業規則の確認

退職を決意したときや、転職先が決まりそうな時、現在の勤め先を退職することになります。

退職願を書く前に、やるべきことは、会社の就業規則をチェックすることです。ほとんどの会社の就業規則には、退職の手続きに対する項目があります。そちらに、退職希望日の何日前までに、退職届を提出することなどと、決められているので確認するようにしましょう。

就業規則を無視して、直前に上司に辞める意思を伝えるなどをすると、会社ともめることにもなりかねません。

退職願とは、退職を会社に申し入れ、願い出るときの書類です。必ずしも書類である必要はなく、口頭でも大丈夫です。

退職届とは、退職することが確定したあとに、会社の可否を問わない状態で、退職を届け出る為の書類です。

法的な権利だけで考えれば、労働者は、退職の意思を固めた後、退職する2週間前に退職届を提出することで、退職が可能です。しかし、円満に退職するためには、就業規則に則り、早い段階で退職の意思を会社に伝えるほうがいいでしょう。

直属の上司に退職を申し出て、退職願いの日付を確認し、直接手渡すのがマナーです。退職が承認されたら正式な退職日を決めて、退職届を提出します。