ナウシカは人造人間
ナウシカの都市伝説としてよく話題に挙がるのが、ナウシカが人造人間なのではないかということです。そして、原作漫画では実際に、ナウシカが過去の人間によって作られた人間、つまり人造人間だということが明らかにされています。
ナウシカの世界では、過去に大戦争が起こり、人が住めない状態になってしまいます。
そこで、過去の人は世界を浄化する計画の一部として、腐海やそこに暮らす蟲、腐海に近いところでも生きられる人間を作り出します。その人間に、ナウシカが含まれます。
全ては過去に仕組まれていたこと
風の谷のナウシカに登場するほとんどのものは、過去の人間によって作り出された人工物です。そして、過去の人は腐海によって世界が浄化されるのを待つために、長い眠りについています。
世界の浄化が完了すれば、そこに人間の卵を解き放ち、新しい営みをしていくという計画です。アニメ映画でも、腐海の奥はきれいな空気が満ちているという表現があります。
ただ、その計画で恐ろしいのは、浄化後に営みをしていく人たちと、ナウシカ達とは性質が異なる点です。ナウシカ達は、浄化後のきれいな世界では生きられないように作られています。
つまり、浄化が終わって用済みになったら、抹殺されることが初めから決まっていたわけです。
とても深い物語
風の谷のナウシカは、設定が非常に凝っている物語です。その設定は、アニメ映画では全てを把握することができません。
そのため、アニメ映画だけではなく、原作漫画も読んでおいた方が良いでしょう。そうすると、アニメ映画の方の見方も変わるかもしれません。
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