腐海に覆われた世界
風の谷のナウシカでは、世界が腐海という、人の住めない領域に侵食される状況にあります。腐海は人にとっての強力な毒が充満し、マスクなしでは立ち入ることができません。
そのため人は腐海の手が及んでいない、限られた土地で営みを続けます。
そして、腐海には巨大な蟲たちが生息していて、その頂点に立つのは、アニメ映画でも代表的な存在である王蟲です。
アニメ映画は物語全体の3分の1程度
アニメ映画の風の谷のナウシカでは、ペジテ市とトルメキア国の争いにスポットが当てられます。
そして、ペジテ市の作戦によって、トルメキア軍がいる風の谷に攻め込もうとする王蟲を、ナウシカが身体を張って止めるのが、映画の顛末です。
そのアニメ映画は約2時間の長さですが、全体の3分の1程度のボリュームでしかありません。風の谷のナウシカには、宮崎駿監督原作による、全7巻の漫画があります。
映画はその中の2巻目までの物語です。そして、原作漫画では、風の谷のナウシカの、世界の根幹にも触れてあります。
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