「あたしンち」とは?作品について
「あたしンち」とは1994年から2012年まで読売新聞で連載された漫画です。2002年にはテレビ朝日でテレビアニメが放送され、様々な年代の人たちからの支持を集めました。主人公の立花みかんを中心に、立花家の日常生活が描かれています。
主役である立花みかんは少し地味なキャラクターで、ごく普通の高校生。さらに大雑把で節約志向の母親やマイペースな父親、ナイーブで理論派の弟などを巻き込んだストーリーとなっています。
アニメ作品の舞台は西東京市の田無で、立花家はマンションに住んでいる設定になっています。最寄り駅である田無駅や西武バス、西東京のコミュニティバスなどが忠実に再現されているのも特徴です。
アニメは海外でも放送されていて、韓国や台湾、香港で放送されたこともありました。
「あたしンち」のキャラクターの声優一覧
立花みかん
主人公の立花みかんの声優は折笠富美子さんです。高校生のころに劇団のオーディションに合格して、芸能界入りを果たします。劇団を辞めてからはアルバイト生活をして、下積み生活を送っていました。声優としての本格的なデビューは1999年に放送されたアニメ「GTO」で、ヒロインである冬月あずさを演じました。声優としての活動だけでなく歌手や舞台女優と幅広く活動しています。
母
みかんの母の声優は、渡辺久美子さんです。劇場版「宇宙戦士バルディオス」の声優コンテストに応募したのをきっかけに、声優を目指すようになります。日本ナレーション演技研究所を経て、本格的に声優としての活動をスタートさせました。
ゆずひこ
みかんの弟で、少し生意気なキャラクターであるゆずひこを演じたのは阪口大助さんです。アニメの「機動戦士ガンダム」に強い憧れを抱いて、声優界に入るのを決めます。声優として活動するために青二塾東京校に入所して、1992年に「美少女戦士セーラームーン」でプロの声優として活動を開始しました。
父
みかんとゆずひこの父親を演じているのは、緒方賢一さんです。劇団東演に入所し、児童劇団や新劇などジャンルを問わず様々なタイプの舞台に出演していた人物です。舞台で活躍しているときにアテレコの仕事に誘われたのをきっかけに、声優としての活動がスタートしたという経歴の持ち主となります。声優デビューは30歳と遅めでしたが、舞台俳優としての経験をかわれて次々とレギュラーを獲得していった過去もあります。
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