「ハカイジュウ」に関する詳細
「ハカイジュウ」は、秋田書店の漫画雑誌「月刊少年チャンピオン」に掲載されました。2010年から2014年まで第一部、2015年から2017年まで第二部が連載され、累計発行部数は100万部を突破しました。
本田真吾の代表作で、電子書籍も配信されています。ここからは「ハカイジュウ」のネタバレです。あらすじを紹介するので、注意してください。「ハカイジュウ」の舞台は東京の高校です。主人公の鷹城陽は、バスケ部に所属しています。
幼馴染みの久遠瑛士もバスケ部に所属しており、二人は互いに切磋琢磨し合う関係でした。ある日、高校で地震に遭います。棚の下敷きになった鷹城陽は、自力で脱出しましたが、グロテスクな怪物に追われます。
得体の知れない怪物に襲われて、次々と人が亡くなります。久遠瑛士も命を落とし、生き残ったクラスメイトの白崎直央とともに、鷹城陽は生き残る術を考えます。白崎直央は生徒会長も務める才色兼備で、二人は少しずつ距離を縮めます。
ところが、セクハラの常習犯だった体育教師・武重満は白崎直央を狙っていました。密かに自分のものにしようと画策していましたが、怪物に襲われそうになった白崎直央を助け出します。その時に、武重満は怪物と一体化する悲劇に見舞われました。
「ハカイジュウ」の最終回
第一部では、鷹城陽と白崎直央は救われます。二人は生き残って結ばれ、やがて魅央という娘をもうけます。第二部では、二人の娘である魅央が主人公になります。実は、第一部で怪物になった武重満は、第二部で復活しました。
しかも、最終回でも、人類と怪物はまだ戦いを続けています。そのために、読者からは「まだ戦いが終わらないのか」「結局、武重満が主人公だったのではないか」と感想が寄せられました。
「ハカイジュウ」はグロテスクなシーンが多く、パニックホラーに耐性がない場合には注意が必要です。最終回は賛否両論でしたが、全21巻で完結しました。
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