人に言われたりふと鏡を見た時に、おでこのしわがいつの間にか増えている?ということはないでしょうか。これは加齢や生活習慣だけが原因ではないかもしれません。
無意識のうちにまばたきを必要以上行うことによっても、しわができてしまうことがあります。
ここではその原因と対処法を見ていきたいと思います。
おでこのしわが増える原因は眼瞼下垂?
眼瞼下垂という病気をご存知でしょうか?まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋という筋肉がゆるんだり、その筋肉とつながっている瞼板とのつながりがゆるんだり外れたりすることによって生じる病気です。
眼瞼下垂になるとまぶたを上手く動かせなくなり、目を意識して見開こうとするため、無意識のうちにまゆ毛を吊り上げる動きが増えるのが特徴です。
瞬きの時に常にまゆ毛をあげようとするため、おでこの筋肉にも負担がかかります。この動きの繰り返しによって、おでこにしわが寄ってしわが増えてくることがあります。
また眼瞼下垂は、目の擦りすぎが原因になることもあります。目をこすりすぎると、まぶたを持ち上げる機能の眼瞼挙筋が損傷を受けてしまい十分機能しなくなることがあります。
コンタクトレンズの正しい取り扱いにも注意しましょう
コンタクトレンズは、基本的に目に負担をかける装具です。特にハードコンタクトですが、ソフトコンタクトに比べてレンズが厚いのが特徴です。装着した状態でまばたきを繰り返すことにより、まぶたを内側から圧迫して、過剰な刺激となります。
目も乾燥しやすいので、やはりまばたきの回数が増えます。コンタクトの装着は、それだけで眼瞼下垂になりやすい状況であることを理解しましょう。
コンタクトをはずす際も、まぶたを指で上にあげる力がかかるので、やはり眼瞼下垂になりやすい原因と考えられています。
眼瞼下垂になりやすい生活習慣とは?
コンタクトレンズの装着が眼瞼下垂になりやすいことは先述しました。それ以外に眼瞼下垂になりやすい生活習慣も、今一度確認してみましょう。
例えば洗顔です。特に女性は化粧を落とす際にクレンジングをしますが、強くこすりすぎることを続けていると、しわの原因になることがあります。特に目元はお化粧が集中しやすい部位の一つで、クレンジングの際、顔の他の部位と比べても強くこすられることが多い傾向にあります。
他にも目のかゆみにより、まぶたをごしごしこすってしまう行為も、眼瞼挙筋がゆるんだり損傷したりする原因になります。こする際は優しく、もしくはガーゼ等を使ってまぶたに負担をかけないようにすることを心がけましょう。
まばたきによるおでこのしわを増やさないために
おでこのしわの原因と考えられる眼瞼下垂。予防したり進行させないようにして、しわの悩みを解決しましょう。予防としては、筋肉トレーニングが挙げられます。特に眼瞼挙筋を意識したマッサージが効果的です。
市販の対策グッズとしては、予防改善のためのクリームも販売されているので、試されるのもいいでしょう。
まぶた専用のアイクリームとしては、カナデルのエフェクトアイクリームや北の達人コーポレーションのリッドキララ(上まぶた専用)、スパイン製薬のアイアクトなどがあります。
おでこのしわがかなり気になるという人は、クリニックなどで眼瞼下垂症予防注射という手もあります。また、おでこのシワを消すためには普段からのスキンケアが重要になってきます。
おでこのシワのスキンケアでおすすめな方法がマイクロニードルパッチを使ったスキンケアです。
ヒアルロン酸などの美容成分は分子が大きく普通に塗っても角質層まで浸透しにくくなっています。マイクロニードルパッチのような溶ける針で直接角質層に美容成分を浸透させることで効果的なスキンケアができおでこのシワの改善が期待できます。
例えばマイクロニードルパッチで有名なのに北の達人コーポレーションのオデコディープパッチがあります。
マイクロニードルパッチの販売シェアでギネスにも登録されているくらい人気の商品なのでおでこのしわが気になっている方はお試しに使ってみることをお勧めします。
まずはまぶたを意識した生活習慣を!
おでこのしわの原因の一つは、眼瞼下垂でまぶたの筋肉が衰え、おでこの力でまばたきをしてしまうことでおでこのシワが癖になりできやすくなってしまいます。コンタクト等生活習慣を通じて眼瞼下垂になってしまうケースも多いです。
しわの予防改善には、まずは眼瞼下垂を改善す津ことを意識した生活習慣を取り入れていくのが有効です。
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