獅子宮のレオがロキとしてずっと人間界にいた理由
普段は星霊界にいるはずの獅子宮のレオが、人間界(アースランド)にずっといた理由。それは星霊界に帰ることを禁止されていたからです。
かつてレオは青い天馬・カレンの契約星霊でした。しかしカレンは星霊達への扱いがひどく、レオはボイコットを断行しました。誰も星霊を召喚できなくなったカレンは、何も魔法を使うことができなくなり、数ヶ月後強敵に襲われ、死亡してしまいました。レオのボイコット行為は星霊界で問題となり、星霊王はレオの星霊界帰還を禁止。
星霊が人間界にいるということは、つまり常時召喚されている状態と同じです。ずっといれば生命エネルギーを消費し続け、いつしか存在ごと消滅してしまいます。つまりレオは「穏やかな死刑」の執行中だったわけです。
レオ自身も自らの過ちを自覚し、贖罪としてこれを受け入れていました。ロキという1人の魔導士として、限られた時間を気の合う仲間達と過ごしていたのです。
ロキの彼女はルーシィ?どういう関係性がある?
ロキ(レオ)は人気上位キャラクターで、作品内の世界でも「彼氏にしたい魔導士」としてモテモテの有名人です。しかし実は彼女はずっといません。ルーシィに関しては彼女ではなく、星霊としてのロキの契約者です。
過去にはカレンの契約星霊となっていましたが、カレン死後は完全フリーの存在として、人間の魔導士のように振舞っていました。しかしロキの正体は「獅子宮」のレオ。黄道十二門という強い星霊集団の、獅子座を司る超エリートです。その実力を活かしてギルド「フェアリーテイル」の魔導士として暮らしていました。しかし何年も人間界にいたロキは、すでに生命エネルギーをほとんど使い果たし消滅しようとしていたのです。
そこへ救いの手を差し伸べたのがルーシィ。ルーシィは、審判を下した星霊王に「ロキのやったことを許してほしい」と懇願します。当然ルールは簡単に覆せませんが、他の黄道十二門の協力もあって奇跡的にロキは「無罪」を認められ、消滅を免れました。
ロキは強い信頼を感じたルーシィの契約星霊となり、以後フェアリーテイルの数々の窮地を救うことになります。
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