ハムナプトラ虫スカラぺは人を食べる?映画失われた砂漠の都レビュー評価

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スカラベの印象が強いというレビューがたくさん

「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」は、VFXに対して高い評価をするレビューが多いです。特に、イムホテップが砂漠の砂を使って、自分の顔を作り上げるシーンは、違和感がないということで非常に有名です。

そして、その砂の顔のシーンと同じくらい、視聴者の記憶に残っているのが、スカラベのシーンです。虫が苦手な人から、そうでない人まで、ハムナプトラを視聴した人でスカラベの存在を忘れている人はまずいません。

中には、ハムナプトラといえば、スカラベという虫が出てくる映画と記憶している人もいるほどです。

実際のスカラベは人を食べない

スカラベは、現代でいうところの、フンコロガシのことです。動物のフンを球体にまとめた上で、後ろ足を使って転がしていく虫です。古代エジプトでは、太陽をあがめる風習があり、フンコロガシの転がすフンを、太陽に見立てていることが多いです。

そのため、フンコロガシをモチーフにした遺物が、数多く残っています。

「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」は、エジプトが舞台ということで、そのスカラベを取り入れています。ただ、実際のスカラベは、人を食べることはありません。動物のフンが主食であり、動物の肉体を食い破れるほどのあごも持っていないです。

そのため、ハムナプトラに出てくるスカラベは、フンコロガシのシルエットだけを取り入れた、空想上の虫ということになります。

実際に食べられることはない

映画「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」を視聴した人の中には、スカラベは実際に人を食べるのではないかという誤解をしている人もいます。しかし、スカラベは人を食べることはありません。

フンコロガシなので触れるのは避けた方が良いかもしれませんが、たとえ触れたとしても命の危険はないです。