魂だけが亀に乗り移った
レクイエム化したシルバー・チャリオッツの能力は複数人に及び、ジョルノとナランチャを始めとする、全部で5組分の魂を入れ替えています。
そして、スタンドの持ち主であったポルナレフも例外ではなく、ジョルノ達が保有していた亀と魂が交換されてしまいます。
シルバー・チャリオッツ・レクイエムの能力によって魂が交換される前、すでにポルナレフは命が尽きる寸前でした。そのため、戻ったところで肉体が生きていないポルナレフは、魂だけが亀の中で生き続ける形となります。
具体的な説明はありませんが、入れ替わった対象の亀と、肉体を共有している可能性が高いです。亀は元々体内に部屋を持つスタンド使いで、他者を受け入れやすい性質だからです。
最後は組織のナンバー2になった
第5部本編だけでは、ポルナレフは亀の中に魂を移して、もうしばらく生きてみるという意思を表明するところで終わります。
ただ、第5部の続編である小説版で、その後が少しだけ描かれています。本人こそ登場しませんが、ジョルノがトップとなったパッショーネで、ナンバー2を務めているということが判明します。
元々はグイード・ミスタがナンバー2になるべきところを、ミスタが数字の吉凶を重視して2を嫌ったため、ポルナレフがナンバー2になっている形です。
本人は幸せそうなその後
ポルナレフはジョジョシリーズを通して、明るい性格が特徴のキャラクターです。第5部で再登場した時には、シリアスな空気感を纏っていましたが、亀に魂が移った後は、笑顔を見せる余裕さえあります。
そのため、ポルナレフ本人としては、そこまで不幸な終わり方ではないのでしょう。
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