【サイバーパンク2077】PS4版の品質劣化問題!PSストアから削除された理由

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高すぎるフリーズ頻度が問題

「サイバーパンク2077」は、その名前の通り、サイバーパンクの世界観が写実的に描かれています。実写映画を彷彿とされる、未来の大都市が表現されており、ただのオープンワールドとは一線を画す作り込まれた独自の世界観が堪能できます。

一方でPS4でリリースされたデジタル版は、様々な品質的なデメリットを抱えていました。最大のデメリットとして挙げられるのが、高頻度なフリーズです。プレイ時間によって頻度は多少変わるものの、一日の間に数回はフリーズする事もあり、お世辞にも安心して遊べる作品ではありません。

他の作品もフリーズという現象はしばしば起きますが、特定の場面でのみ発生したり、そもそも発生頻度が極めて少ない等、プレイを阻害する程のものではありません。翻ってPS4版の「サイバーパンク2077」はフリーズの発生場所が決まっておらず、ユーザー視点ではいつ、どこでどういった理由でソフトが固まるか予測が全く不可能となります。

せっかくの世界観が実際は味わいにくい点

バグやアプリケーションエラーの発生頻度が非常に高い「サイバーパンク2077」ですが、近未来的な世界観の表現と重厚感たっぷりなストーリーには絶賛の声が多いです。ただ、PS4のマシンスペックを十分に引き出せていないのか、PS4のデジタル版はグラフィックの解像度が低くなっています。

肝心のグラフィックが、低画質ではせっかくの素晴らしい世界に入り込む事が出来ません。人物や建物に加えて、特殊効果なども粗いグラフィックで表現されるため、重厚なシナリオやシリアスな展開がどこかチープに感じられる、というデメリットが出てきます。