柔道の耳気持ち悪い?好き?嫌い?日本の練習で潰れて餃子耳になる柔道

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柔道耳の正式名称は?柔道耳になる理由も解説

まずは、柔道耳の正式名称や原因について説明します。

正式名称は耳介血腫

そもそも、柔道耳の正式名称は「耳介血腫(じかいけっしゅ)」です。耳の皮膚の下には、軟骨があります。その軟骨を覆っているのが軟骨膜です。

軟骨幕は圧迫や摩擦によって、欠陥が出血してしまいます。そして、耳が膨らんだ状態を「血種」と呼びます。

放置することで柔道耳に

耳介血種が一度できただけなら、時間とともに元の耳へと戻っていくでしょう。しかし、柔道選手は日々の練習の中で、何度も耳を圧迫したりこすったりします。

そのため、耳介血種が治りきらず、やがて、皮膚そのものの形が変わっていきます。これが「餃子耳」「カリフラワーイヤー」と形容される柔道耳なのです。

柔道耳は日本人選手にしかできない特徴なのか?

一部では、「柔道耳になるのは日本人だけ」といわれています。以下、その説の真偽を検証します。

柔道耳に国籍は関係ない

大前提として、人種によって耳の構造が変わることはありえません。同じように圧迫や刺激を受ければ、誰でも柔道耳になってしまいます。

仮に日本人選手が柔道耳になりやすいのだとしたら、体質以外の原因があるのです。

競技人口の多さと部活

まず、日本は柔道の競技人口がかなり多い国です。そのため、柔道の稽古ができる道場に恵まれています。さらに、学校の部活で柔道を続けている人も少なくありません。

何年も毎日のように柔道をできる環境が整っているので、柔道耳の選手が日本人には多いのです。