そもそもダンジョン飯はどんな話?
とある離島の墓の壁から巨大な空洞が出現し、王を自称する男がはい出てきて一千年以上前に滅びたはずの黄金の国の存在を明かし、王国が狂乱の魔術師によってとらわれているため、魔術師を討伐したものに国のすべてを与えるといい残して消えました。話を聞いた冒険者たちがダンジョンへ乗り込むようになった時代の話です。
冒険者ライオスのパーティーはレッドドラゴンに挑んだものの疲労と空腹で壊滅状態となってしまいました。ライオスの妹であるファリンがドラゴンに食われながら脱出魔法を使い、残りのメンバーは地上へ戻ります。荷物のほとんどを残して地上に戻り金目のものがないため、ナマリ・シュローは離脱しました。彼女を救い出すためにライオスと彼女の親友マルシル、仲間のチルチャック、途中で加わったセンシとともにレッドドラゴンを目指してダンジョンへもぐります。
と書くと普通のファンタジーのようですが、「ダンジョンの中で自給自足をする」ところが他のファンタジー作品と違うところです。
【ネタバレ】11巻までの大体の流れ
マルシルとチルチャックが嫌がるにもかかわらず、ライオスたちはモンスターを食べながら第5層まで進み、無事レッドドラゴンを倒してファリンを蘇生させることに成功しました。しかし、狂乱の魔術師の手によってファリンはレッドドラゴンと合成されてしまいます。
その後、ファリンを元の姿に戻すため地下へ足を進めていくうち、黄金の国に迎えられました。王を自称する男デルガルの孫であるヤアドに、国の守護獣である翼獅子を探せと言われ、さらなる奥へ足を進めます。一方迷宮の調査及び制圧を仕事としているカナリア隊が島に押し寄せ、ダンジョンへ足を運びました。
ライオスたちは無事にファリンを眠らせ、狂乱の魔術師を止めることに成功しますが、カナリア隊がやってきて彼らを拘束しようとします。猛攻にあいマルシルは翼獅子に自分が迷宮の主になると宣言し、姿を消しました。
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