ラストのアスカの発言の意味とは
謎の多いエヴァですが、旧劇場版で最も激しく考察が交わされたのがラストシーン「気持ち悪い」というアスカのセリフ。一体アスカはどのような心境からこのようなセリフを吐いたのでしょうか。
最も多い考察は、結局この期に及んでも他人を拒絶したり他人を求めたりを繰り返すシンジの自己完結的な姿に気持ち悪さを感じたというものです。いつも自分の感情を素直に表現しているアスカからしてみれば、シンジの行動は理解しがたいのかもしれません。
また旧劇場版の冒頭で、眠るアスカの姿でシンジは自分を慰めるのですが、その行為を知ったアスカの感想だという説も。さらにはその行為が自分を慰めるだけに及ばず、実はアスカは妊娠しているのでは(つわりで気持ち悪い)というユニークな考察もあります。
ちなみにこのアスカのセリフは当初の台本では「あんたなんかに殺されるのはまっぴらよ」というもので、庵野監督がアスカ役声優の宮村優子さんに意見を求めつつ変えたというエピソードがあります。
エヴァンゲリオンはさまざまな考察が楽しめる作品
エヴァンゲリオンにはさまざまな謎があり、その考察を行うことも楽しみ方の1つです。それぞれの解釈によって、物語がまた違った表情に見えてきますね。
ぜひ実際に旧劇場版を視聴し、あなたなりの考察をしてみませんか。
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