後半に連載されている長編シリーズ
コミックス21巻からは、嘘予告のスクールカーストシリーズが始まります。登場人物をアメリカンな学校のキャラクターに置き換えたシリーズで、エレンが普通の目立たない生徒、ライナーが学校の王などになっています。
このスクールカーストシリーズは最終である34巻まで続きますが、本編とリンクするようになっています。34巻の最後で、生徒であるエレン、ミカサ、アルミンの3人が、映画館で進撃の巨人本編を見終わったような描写があります。そして、スクールカーストの世界が、本編の100年後の世界だと匂わせるように表現されています。
新聞にまで出張した嘘予告
進撃の巨人のコミックスは34巻で完結していますが、その完結記念を発売告知を兼ねて、嘘予告は新聞にまで出張しています。そして、嘘予告としてのスタンスは全くブレず、本編とは関係のない異世界転生ものが掲載されました。
トラックに轢かれておそらくファンタジーの世界に飛ばされたであろうエレンが、巨人化してモンスターを軽々踏みつぶすという内容です。そして、「オレ何か踏んじゃいました?」という、異世界転生ものによくある俺TUEEE発言がセットになっています。
さらに、ライトノベルにありがちな非常に長いタイトルも添えられ、重要なポイントを押さえてある、異世界転生ものとして非常にクオリティの高い嘘予告です。
読者の楽しみのひとつ
進撃の巨人のコミックスの巻末に掲載される嘘予告は、読者の楽しみのひとつのようになっています。そして、内容がバラエティに富んでいるため、話題になることが多いです。
もし、進撃の巨人を読む場合は、その嘘予告を見逃さないようにしましょう。
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