絶対防御を持つ使徒の襲来
決戦、第3新東京市の内容を解説するとこの話に登場した使徒は、これまでの人型や動物の形をしていた使徒と違いひし形の形状をした形をしているのが特徴です。
相手がどんな攻撃手段を持っているのかわからなかったため、警戒をしつつ碇シンジが乗る初号機を出撃させます。しかしエヴァを保有するネルフ側にとって誤算が起きてしまい、それは相手が高性能レーダーの特徴を持つ感知タイプだったことです。
エヴァ出撃したことを察知した使徒が突如攻撃態勢に入ってしまい、地下の施設から外に出た一瞬の間に高出力のレーザーを掃射されエヴァ初号機が狙撃されてしまいます。
エヴァ固有のバリアを貫通するように調整されたレーザーは、狙い通りに瞬く間にバリアを貫通しエヴァ初号機を大破させます。
緊急回収プログラムによって救出されましたが、碇シンジはレーザーの衝撃により重傷を負ってしまいます。レーザーを掃射する使徒をラミネルと命名され、レーダーのような機能を持つことで近づいた相手をレーザーで即座に攻撃をするため近づくのも困難です。
さらに防御についても、度重なるミサイル攻撃をしましたが体の周りをバリアで覆っているため遠距離でも傷つけることができずに途方に暮れてしまいます。
このままでは使途が悠々とネルフ本部の地下にあるアダムの接触を許し、サードインパクトで世界が滅んでしまいます。
屋島合戦から名づけられたヤシマ作戦
ミサトの説得と綾波レイの言葉で戦う気力を取り戻した碇シンジは再びエヴァに乗り、ミサトから作戦の概要を伝えられます。
作戦の名前は「ヤシマ作戦」であり、その名前の意味は平安時代の屋島合戦から名づけられています。屋島合戦において、戦争する相手に脅威を与えるために最強の弓矢の使い手と言われた与一を招聘し相手の旗を狙い打ったことが由来です。
この作戦もミサイル攻撃によって算出した迎撃しない範囲に陽電子レーザー砲を建造し、相手が気付く前に相手の急所を狙い撃つことが概要です。
陽電子レーザーの動力は電気であり、その電力を供給するために新劇場版では日本全土の電力会社から電気をかき集めて利用するというものです。
長期間の生活インフラを犠牲にしてまで行うこの作戦は、陽電子レーザー砲の耐久度も併せて2回限りのチャンスしかないです。その2回のチャンスに世界の命運を託された碇シンジは決意を固め、ラミエルとの決戦に臨みます。
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