ふざけるなふざけるなバカヤローのセリフの理由は?アニメ作品シーンから考察

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元ネタはアニメ『Fate/Zero』!セリフを言ったのはどんなキャラ?

有名なセリフ、「ふざけるなふざけるなバカヤロー」が登場する作品は『Fate/Zero』です。まずは、簡単に作品とキャラクターの説明をします。

『Fate/Zero』の基本情報

もともと『Fate/Zero』は同人小説でした。2004年の発表後、大反響を受けて2011年には星海社文庫から再刊行されます。そして、同年からテレビアニメも放映開始となったのです。

『Fate/Zero』は人気ゲーム、『Fate/stay night』前日譚です。獲得したものの願いをかなえる奇跡の「聖杯」をめぐり、それぞれ7人のマスターとサーヴァントが激戦を繰り広げます。

セリフの主は衛宮切嗣

「ふざけるなふざけるなバカヤロー」のセリフの主は、衛宮切嗣です。目的のためには手段を選ばない、冷酷非情な魔術師です。その一方で、妻や娘には人間らしい、優しい表情も見せています。

登場人物が多い作品世界で、切嗣は実質的な主人公といえるキャラクターです。

「ふざけるなふざけるなバカヤロー」の理由は深かった!

肝心の「ふざけるなふざけるなバカヤロー」が登場するのは、第19話「正義の在り処」です。

ここからは、そのセリフが放たれた理由について説明します。

切嗣の暗い少年時代

かつての切嗣は明るい少年でした。しかし、父親の研究が暴走して、住んでいた島が壊滅してしまいます。そのとき、切嗣は最初の犠牲者を自分の手で殺せず、暴走を食い止められませんでした。

それから、切嗣はナタリアという魔術師に引き取られ、裏社会での戦い方を学んでいきます。

家族を殺してしまう切嗣

ナタリアは切嗣にとってたった1人の大切な家族でした。しかし、ナタリアの旅客機での暗殺任務中に、彼女を除く全乗客、搭乗員が屍食鬼になってしまいました。切嗣は被害を最小限に抑えるため、ナタリアごと旅客機をミサイルで撃墜するのでした。

その直後、切嗣は号泣しながら「ふざけるなふざけるなバカヤロー」と叫びます。